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成人式の写真はなぜ撮る?
~未来の自分へ贈る一枚~ 成人式の写真は、二十歳という節目を残すための写真。 以前は、私もそんなふうに考えていました。 でも、たくさんの方を撮影させていただく中で、その考えは少し変わりました。 成人式の写真は、ご本人にとって大人への第一歩を刻む記念であり、ご家族にとっても、 ここまで歩んできた時間を振り返る大切な節目です。 だからこそ、当スタジオでもご家族も一緒に写真を残される方が多くいらっしゃいます。 そして、成人式の撮影では、少しだけ未来のことを考えながらシャッターを切っています。 この先には、きっとたくさんの出来事があります。 嬉しい日も、悔しい日も。 誰かを大切に思う日も、新しい夢を見つける日も。 そんな人生のどこかで、この写真を見返した時、 「この頃の自分、いい顔をしてるな。」 そう思えたなら、それは二十歳の自分が未来の自分へ贈ったエールになるのかもしれません。 だからこそ、写真はできるだけシンプルに。 流行よりも、その人自身が主役であってほしいと思っています。 派手な演出や背景に頼るのではなく、その人らしさが自然と伝わる一枚を大切にし
Hirooka Masaki
4 日前読了時間: 2分
写真が苦手になる理由
〜実は、あなたのせいではないかもしれません〜 「写真は苦手なんです。」 撮影前によく聞く言葉です。 でも私は、その言葉を聞くたびに思います。 本当に写真が苦手なのでしょうか。 多くの方は、写真そのものが苦手なのではなく、カメラを向けられることに少し緊張してしまうだけなのだと思っています。 レンズを向けられると、 「ちゃんと笑わなきゃ。」 「変に写ったらどうしよう。」 そんなことを考え始めてしまう。 私は、それが写真を苦手に感じる一番の理由ではないかと思っています。 だから撮影では、すぐにシャッターを切ることはあまりありません。 まずは少しお話をして、その場の空気に慣れていただくことから始めます。 時間が経つにつれて、会話に夢中になったり、ご家族を見つめたり、ふと笑ったり。 そんな瞬間に、その人らしい表情は自然と現れてきます。 私は、その時間を待つことも、フォトグラファーの大切な仕事だと思っています。 撮影が終わったあと、 「思っていたより楽しかったです。」 「写真が苦手だったことを忘れていました。」 そんな言葉をいただくことがあります。...
Hirooka Masaki
6 日前読了時間: 2分
「ありのまま」と「演出」の間にあるもの
〜その人らしさを、美しく残すために〜 「自然な写真が好きです。」 撮影をご希望される方から、よくそんな言葉をいただきます。 私も、その想いにはとても共感します。 でも、「自然な写真」とは何だろう、と考えることがあります。 何も手を加えず、そのまま撮ることが自然なのでしょうか。 私は少し違う考えを持っています。 ・自然だから美しいのではなく、その人らしいから美しい 写真には、光があります。 立つ場所があります。 見る角度があります。 少し姿勢を変えるだけで、その人らしい表情が自然に引き立つことがあります。 視線を少し動かすだけで、優しい雰囲気になることもあります。 私は撮影の中で、光や立ち位置、ポージングを少しご提案することがあります。 それは、その人を別人のように見せるためではありません。 その人が本来持っている魅力を、より素直に伝えるためのお手伝いだと考えています。 ・写真は、一緒につくるもの 一方で、 「こんな世界観で撮ってみたい。」 「作品のような写真を残したい。」 そんなご希望をいただくこともあります。 その時は、お客様とイメージを共有
Hirooka Masaki
7月20日読了時間: 2分
一枚の写真ができるまでに、フォトグラファーが大切にしていること
写真を見る人は、完成した一枚を見ることになります。 しかし、その一枚が生まれるまでには、目には見えない多くの判断があります。 どこに立つか。 どの瞬間を待つか。 どの光を選ぶか。 どの表情を残すか。 フォトグラファーは、シャッターを押す前から写真を作っています。 ・1秒の違いを見極める 撮影では、同じ場所でも少しの違いで写真の印象は変わります。 顔の向き。 光の入り方。 表情が生まれるタイミング。 時には、完璧に整った瞬間よりも、その直前や直後に、その人らしさが表れることがあります。 だから私は、ただシャッターを多く切るのではなく、その瞬間を見極めることを大切にしています。 ・広告撮影で学んだ「伝える」ということ 広告や雑誌撮影では、限られた時間の中で、商品の魅力や人物の印象を正確に伝えることが求められます。 そのためには、 何を伝える写真なのか。 見る人にどんな印象を与えるのか。 常に考えながら撮影する必要があります。 その経験は、現在の人物撮影にも活きています。 ・美しく撮るだけではなく、その人らしく残す 写真には技術が必要です。 光を読むこ
Hirooka Masaki
7月20日読了時間: 2分
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